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明石市立明石商業高等学校

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ニュース&トピックス

2021.12.24

2学期の終業式を行いました

12月24日(金)放送にて2学期の終業式を行いました。

橋本浩二校長は1年を振り返ったあと、以下の式辞を述べられました。

『マスク着用での生活がすっかり定着した今ですが、マスク生活が長引き、「ノーマスクが怖い」と、素顔を見られることに抵抗を感じる若者が増えている、という話を最近耳にします。民間の全国調査では7割が「コロナ後も着用を続けたい」と回答しています。理由は顔を隠すことで対人不安が和らぐ、素顔を見られたくない、などですが、一方で、コミュニケーションが阻害されているとの指摘が多くあります。
 実際、コロナ禍以降で出会った人の「素顔を見たことがない」ということもあるのではないでしょうか。マスクで口、鼻、頬、顔の下半分の輪郭が隠れているのが正しいスタイルとなっている中、コミュニケーションをとる上で重要となるのが、見える部分で残された「目」になります。写真などで顔を認識されないために「目」の部分をぼかしたり、黒塗りしているのを見たことがあると思います。口の部分を黒塗りしている写真は見たことがないですよね。「目」というのは顔の認識で非常に重要なパーツになります。「アイコンタクト」ということばや、ことわざにも「目は口ほどにものをいう」とか「成るか成らぬか目元で知れ」ということばもあります。
 コロナ禍でマスク着用の生活が定着する中、今まで以上に相手の「目」をしっかりと見て、コミュニケーションをとってください。相手の「喜怒哀楽」を目から読み取り、自分の「喜怒哀楽」も目で伝えてください。お互いの表情が読み取れず、気持ちが伝わらないことですれ違いがおこらないようにしたいものです。
 これからしばらく続くであろう「マスク生活」。お互いにしっかりと「目」を合わせ、目や眉の動きでしっかりと感情を表現し、そして伝え、受け取り、大げさにうなずいてみたり、手や身体全体を使って、誤解やすれ違いのないコミュニケーションに努めてください。
 では2022年が皆さんにとって今まで以上に良い年となることを願って、2学期終業式の式辞とします。


 終業式のあと、生徒は各ホームルームで担任から1人ずつ通知票を手渡され、2学期を振り返り、勉強と部活動に充実した冬休みを過ごし、ステップアップすることを誓ったと思います。

 年末年始は基本的な感染対策の徹底を継続し、3学期に新たな希望を抱き、笑顔で登校することを願っています。

 

 

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